Opera house

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2016/03/01

(回顧録)シドニーでの物件探し (1)


シドニーに引越して来て10日間ほどは仮住まいに滞在しながら、賃貸のアパートメント探しをした。トータルで20件近く見たと思う。

仮住まいは観光気分も兼ねてManly Beachの近くにしたのだが、観光どころではなかった。物件探しで必死。私たちが探していたエリアはMosmanがあるLower North ShoreエリアやInner WestエリアのBalmainあたりだったので、マンリーから物件を見に行くのはかなり面倒だった。仮住まいは希望エリアの近くにすべきだったな〜。


マンリービーチ近くの仮住まい



移動にUBER
移動はバスだと時間がかかるから、毎回Uber(ウーバー)という配車サービスをタクシー代わりに使った。タクシーよりは割安なのでね。アプリケーションをダウンロードしておくと便利です。


内見
アパートの内見の仕方は日本とは違う。不動産会社が指定した時間(inspection time)に、その物件に興味のある人たちが一度に見に来て” 土足 ”のまま物件を見る。時間は約15分。自分たちの目で色々確認して、見終わったら立ち去るという感じだ。日本の不動産屋さんみたいに、熱心に探してくれるわけではない。って言うか、探してくれない。そんな仕事してくれない。その点、こちらの日系の不動産業者だと探してくれるようだが、選択肢が少ない印象。


物件探しサイト
ネットから自分の条件に合った物件を探す。そこに記載されている不動産業者の担当者へ連絡し、内見可能日を聞いて予約を入れるかたちだ。私たちは夫の同僚からおススメサイトを教えてもらい利用した。

利用したサイト:
Domain:              http://www.domain.com.au/

realestate.com.au:  https://www.realestate.com.au/rent


エリア選択
シドニーを全く知らなかったので、あらゆるエリア、家賃のところを見てまわった。カナダ人夫が職場に通いやすい範囲というのが第一条件。

第二条件は、こちらは公立小学校にもレベルがあり、学校のレベルが高めと言われるエリアを見て回った。我が家の様なビジネスビザ等、一時滞在者(Temporary Visa Holder)は受け入れてくれない公立学校もあるようなので注意。

レベルが高めとは言え、オーストラリアの公立小学校。厳しくもなく、むしろ緩いというのが今のところの感想。小さいうちはのびのびしていてイイかね??!!


物件の外観と内装
東京にしばらく住んでいたのだが、東京のマンションのオシャレな外観からすると、こちらのアパート(日本で言うマンション)の外観は洒落っ気がない。ブザーも「ブーーッ」とやかましい音がするものばかり。エレベーターの反応も遅い。しかし、建物自体は古くても、部屋はオーナーがリノベーションしているものも多い。なので、部屋の広さやレイアウトで納得したものを選べば良いかな。古さが残る状態でも、人気エリアにある物件はそれなりに高い。

ただ、サイトの写真と実際の部屋の雰囲気が違うことがちょくちょくある。写真を加工して見た目を盛りすぎだろ〜と何度思ったことか。そんなところはザッと見てOk thanks.と内見を終了させればよい。


カーペットとフローリング
20件ほど見て気付いたことは、フローリング物件が非常に少ない。(T_T)

思っていたよりも全然少ない。圧倒的にカーペットのアパートメントばかり。リビング、ダイニング、ベッドルーム全てカーペット。外国っぽくていい!と思う人もいると思うけど、我が家は悲しいかな家族3人揃ってアレルギー体質。ダスト、ダニアレルギーの数値はとても高い。私は軽いアレルギー喘息も20代後半から持っている。子供も自分も(?)お菓子を食べこぼすし、お掃除しやすいフローリングの物件が欲しかった。ただ、カーペットだと子供がバタバタ走る音が抑えられて良いというメリットもあるが。


物件申し込み
やっと見つけたアパートは、リビング・ダイニングがフローリングで、ベッドルームはカーペット。立地も良く眺めもいいし、なにせ広い範囲がきれい目のフローリングですぐ気に入った。

しかし、早い者順じゃないんだな、、これが。

気に入ったらApplication form(申込書)を不動産屋へ提出する。でも、他の人も同じ物件が気に入れば申込書を出す。ここから審査が始まり、オーナーが申し込みがあった人の中から選ぶわけだ。仲介に不動産業者が入るので、オーナーと直接コンタクトすることはなかった。


契約書と支払い
不動産業者から契約OKという連絡をもらったら、契約内容をきちんと確認。内容に納得してから契約書にサインをする。そこで家賃の約4週間分のBond(保証金)と1ヶ月分の家賃を前払いで支払いをした。Bondは日本で言う敷金のようなもので、大きなダメージ等がない限りは戻ってくるという理解でよい。ここで鍵ももらった。あと、水道、ガス、電気は家賃に含まれるのかどうかも確認しておくべき項目かな。


入居の際の点検
入居する際に部屋のinspection(点検)をして、コンディションをチェックする。不動産業者が入居直前に予めチェックして写真を撮っていてくれていたが、入居して2〜3週間経った後に立会いで確認をしに来てくれた。その際、それまでに気付いた不具合は全て申告した。後に必要な業者を寄こしてくれ、修理してくれた。もちろん当方の費用は発生しないので、最初の時点で気になった事は細かいことでも申告しておいた方がよいと思う。


家賃
こちらは週(week)いくらで表示されるが、単に1ヶ月4週間という計算ではないので要注意。1年間は52週とちょっとなので、それを12ヶ月分で割ったのが1ヶ月の家賃。1ヶ月に約4.5週分の家賃を払う計算だ。私たちは1ヶ月に1度、月末に支払いをしている。


とまあ、我が家の物件探しの流れはこんな感じだったかな。

我が家は家具と家電は全てこちらで揃える予定で来たので、ここから家具と家電を揃える1週間が始まった…。


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